やまのゆ出版部
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設定の差
2009年 04月 11日 (土) 23:41 | 編集
小説版、一番みなさんがびっくりしたのは、主人公が「赤の他人」と言う設定にされた部分ではないでしょうか。
本誌連載では母親を名乗る人物にいきなり「生き別れの子供」と言われたことが19人姉妹の中に放り込まれるきっかけになっていますが、小説では一転して、19人姉妹の母親に「他人だけど長男として迎え入れましょう」と言われています。更に、同じ情報を長女から四女までは持っているという設定。

すごい差です。かの姉妹とは非血縁だと固く信じている当出版部にとってもかなり意外です。まして、彼女たちとは血を分けた兄妹であると考えていらっしゃる方々にはなかなか受け入れ難い設定ではないかと思います。

でも、真相が闇の中という点は実は本誌連載とさして変わらんのですよね。ひょっとしたら、本誌連載版でも、長女から四女には「今度来た長男は他人だが、兄弟として接するように」という訓示が母親から出ているかもしれません。小説版だって、母親は血縁に関する更なる情報を隠して「他人だ」という情報を長男と4人に渡したのかもしれないわけです。そのあたりの情報の料理の仕方は今後の公野先生の腕次第と言ったところでしょうか。
導入部を連載版と合わせることは容易だったと思うのですが、わざわざ波乱が予見される導入部描写にしたのですから、それぐらいの仕掛けは期待したいところです。
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