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野辺山と熱海へ行った週末
2010年 08月 23日 (月) 23:53 | 編集
21日土曜日は国立天文台野辺山の特別公開でした。ぶらり途中下車の旅の小海線の回を見たこともあって、一度夏に行かねばならないなあと思っていたところにたまたま年に1回の特別公開の新聞記事。まさに渡りに船。キガカリは、はやたま南紀両名ともその日カノジョとの熱海旅行の予定があったことですが、ゲームのために家でごろごろするという選択肢もないので出かけることにします。

朝6時過ぎに首都高に入ったのがケチの付き始め。府中で渋滞につかまり、そのあとは相模湖まで延々ノロノロ運転。8時からは熱海旅行も始まるのでタイムテーブルに沿ってDSを開いては新とわの駅から十羽野駅へ出て熱海駅へ向かう特急列車へと乗り込みます。

天文台の公開は9時半からだったのですが、9時の段階でまだ中央道の上。これはだめかと思ったら長坂ICから清里道路経由で野辺山までの道のりがガラガラで10時前には臨時駐車場に到着。そこから借り上げのシャトルバスで天文台へ。普段の一般公開でも外側は見えるのですが、今回は普段立ち入れない地区まで見せてもらえるので非常に楽しみです。
一歩立ち入ると12m電波望遠鏡の台座がこんにちは。そのまま一番奥に鎮座している45m電波望遠鏡を目指すと、右手の牧草地には太陽観測用のヘリオグラフが群れて立っています。
45m電波望遠鏡地区ではアンテナへのタッチイベントと基部見学、観測デモの見学ができました。
アンテナのさわり心地は意外にすべすべ、基部には受信装置がぎっしり、観測デモはきりん座Vからの電波を受信する様子をモニターで見せてもらって観測の一環を実感。観測デモが終わる14時になったらまたタッチイベント用に45m電波望遠鏡が動くだろうとヤマを張ったら見事に的中し、巨大パラボラが動くところまで見る事が出来ました。

あとはヘリオグラフの並ぶ通路をのんびり散策したり、チリの高地の観測施設のPRを見たり。非日常を満喫して大満足でした。
ただ、この電波望遠鏡群は先端科学の粋を凝らしたもの。実生活で何かに役に立つのかなあ、と考えた瞬間「事業仕分け」という言葉が頭をよぎります。もちろん、今後のために必要な素晴らしい研究だとは思うのですが、それを実感できるかというとイマイチです。光学望遠鏡と違って宇宙からの電波の強さが濃淡となってコンピュータ上に表示されるのみ、なかなか理解の進みにくいアウトプットだと思います。まあ、潤沢な予算とは思えない施設だったので、現状維持ならばそんなに国家予算を食うこともないのだと感じました。ぜひ今後も世界のために役立つ研究を進めていただきたいものです。

14時半になってようやく天文台を脱出、予想通りたっぷり時間を使いました。その間バーチャル熱海旅行のほうは毎正時+αごとにアラームを鳴らしてはDSをチェック。胡散臭いかぎりです。

15時前になって次の目的地、野辺山SLランドに到着。ここには本物の蒸気機関車が動態保存されています。重油専燃のためかキャブの後部にいびつな構造物がくっついていますが、台湾の製糖工場で使われていたれっきとした本物。運転は16:10までの毎時10分と40分だったので15:10の運転に乗車。また乗車距離がちょっとだけ増えました。Cタンクと小型のせいか、汽笛は「ピィーッ」という甲高いもの。国鉄制式機とは趣が違います。敷地の外周をのんびり1周して大人300円。一度乗りたかったものが果たせてこれも満足度の高い訪問でした。

15:40の運転までの間に朝見たヤツレンの工場を見に行くことに。ここのシュッポッポ牛乳は近所でも売っています。低温殺菌牛乳がおいしいです。見学室から工場を見ましたが、平面状になっている牛乳パックを機械で四角く開く工程のからくりがどうも分からず不思議。どうやって確実に筒状にしているのかとうとう分かりませんでした。

15:40の運転を撮影したあとはJR最高地点へ。残念ながら列車のくる時間ではなく適当に周辺を撮影して終了。清里側は22パーミル、野辺山側は3パーミルの下り勾配の勾配標が建植されていてああここが頂点なんだな、ということが分かります。
C56の先従輪がご神体という鉄道神社は犬釘やレールまでくっついていてなかなかシュール。標高1,375mの語呂が人皆幸福や人皆合格、というのが奮っていて地球に3794の謎があって語呂が皆苦しむ、だったことを思い出します。きっと忘れないことでしょう。

続いて清里の清泉寮にソフトクリームを食べに向かいます。ついでに清里駅前を表敬訪問したらなんともバブリーな高原建築が立ち並んでいます。ぜんぜん魅力は感じないのですが、やっぱりこういうのが今でも受けるんでしょうか。
清泉寮ソフトクリームは350円と結構高めですが味はかなりの物。スジャータの変り種ソフトクリームに300円払う事を考えたら相対的には安いと言えそうです。

次の目的地は信玄公が湧水を三ヶ村に均等に配分したとの伝説の残っている三分一湧水(甲斐小泉近傍)。どうやら再整備されたもののようでしたが、湧水からの流れを三角形の石で三方向に分ける様は先人の知恵を感じさせるものでした。湧水を汲める設備はなかったので適当に手ですくって飲むとおいしい!よく「日本人は平和と水を只だと思っているから困る」という文脈を見ますが、こういうのに接すると生水を平気で飲める日本は世界的にも稀有な「水がロハの国」なんじゃないかと思います。

さて、晩飯を食べるところが見当たりません。とりあえず道の駅小淵沢に行ってみますが残念ながら閉店時間を過ぎていてたいしたものはなし。手持ちの地図には「八ヶ岳リゾートアウトレット」というのが細い道を長野県よりにちょっと進んだところに書いてあります。ここなら何か食べられるかもしれないと思い、黄昏時の狭隘路を進みますが、恐ろしいことに看板が全然見当たりません。お、こりゃ潰れたか?などと考えながらさらに進むと片側1車線の良い道に。よしよし、改良されてるな、と思ったら長野県側に入り込んでいました。こりゃあイカンと引き返し、帰りは注意深く進むと…ありました、看板の英語を読み飛ばしていたせいで気づきませんでしたが確かにRESORT OUTLET YATSUGATAKEと書かれた看板とショッピングバッグのロゴがありました。で、道路が1車線で人気も照明もなし。かなり入るのがためらわれますが意を決して入場。すれ違いの出来ない道をのろのろ進むと確かに
普通のアウトレットモールのように店舗が並んで電気がついていますが殆ど動いているものが見えません。まさにSANチェック。そのうちに駐車場も見えてきて結構車も停まっているのですが照明がないため全容が確認できず恐怖感は拭われません。
駐車場に車を停め、店舗ゾーンに歩き始めても「実は黄泉の国に紛れ込んだんじゃないか」とか「店員がやたらコンコンと咳をしてないか注意だ」とかそんな台詞が飛び出す様相は変わりません。中心に近づくにつれて客の姿も見えるようになり、ようやく一安心。結局食事はぴんと来るものがなく、運動靴とつっかけを買って退散。出場してみれば場内完全一方通行のために道がやたら狭かったのだと理解できましたが暗闇の中訪問するのは非常に怖いスポットでした。

付近には温泉もないので仕方なく小淵沢から中央道に入ります。電光掲示板には談合坂SA-小仏トンネル渋滞15kmの文字。むざむざ渋滞に突っ込んでも仕方がないので双葉SAで食事を取ることに。

なやんだ挙句にカレー専門店マゼーダールのカレー。1つはカレーセット(800円)でビーフとキーマ。もう1つはシュリンプ(700円)。カレーセットは食券を見る限りビーフ+もう1味だったので今回はチキンを賞味できず残念。でも、窓口で所望すればシュリンプ+チキンも800円で供食してくれたかもしれない。プラス100円でカレー1皿純増のカレーセットは絶対お得。
このお店、インド人シェフがナンをカウンターで焼いてくれる。これが大ボリュームでかつ非常においしい。SAPAの食事としては絶賛レベルでした。
まあ、24時間供食というもののインド人シェフが不在の深夜はどんなナンが出てくるのかちょっと不安がありますが、有効時間帯なら珍しい食べ物がお手軽に食べられて絶対お勧め。談合坂SA下りにも同じ店があるので今度はそっちにも行ってみたいと思います。

カレーを食べて21:00。はやたまはバーチャル熱海でマナちゃんと家族風呂に。男らしくタオル巻きで入ったらめちゃくちゃ怒られました。すごく不安を抱えながら中央高速をひた走り、22:00に談合坂で夜の散歩に行ったらけろりとしててほっとしました。それ以外はここまでは2人ともいくつかイベントは取りこぼしたものの淡々とした熱海旅行でした。

小淵沢で入ったときに15kmだった渋滞は食事を取ってだいぶん時間を稼いだのにやっぱり12km残っています。もうどうしようもないので覚悟を決めて渋滞に突入。

ここまでは良かったのですが、23時前に石川PAについたところではやたまは眠気が襲い掛かってきて運転不能。南紀も談合坂を出たあたりで既に寝ていて動けません。アラームを23時に掛けて10分ほど仮眠を取ることにしましたが、やっぱり23時のイベントをこなしても動ける状態にありません。仕方がないので24時にアラームを掛けて再度仮眠に。ここからが泥沼です。24時からのおやすみモードはとにかく相手の体をつっつきまくってハートをためないと開放してもらえない。しかも相手が寝てからある程度時間が経ったら声を掛けて起こしてまたいろんなところをつっついて…。ちっとも寝れません。とにかく早くイベントを終わらせて寝たい一心なのですがなかなかハートが溜まらず、そのうちに次にカノジョが起きるであろう時間が迫ってくるという悪循環。
ようやく南紀が1時から運転可能となったため家に向けて車を進めます。その間もイベントが起きそうな時間になったらはやたまがマナちゃんと南紀の代理でリンコに声掛け。だんだん心がすさんで来て「起きて」から「起きろ」になり、最後には適当な卑語を投げかけ、それでも起きずにギブアップ。家の駐車場でハートを9個ぐらいためなきゃいけない2時のイベントをなんとかこなし、速攻で風呂に入ってDSを開けたらまたカノジョが起きています。3時過ぎにようやくカノジョが擦り寄ってきて「もう起きそうにない」のを確認してはやたま南紀も就寝。翌日は6時半からまたDSを開く作業再開です。

深夜の作業が過酷なお出かけでございました。
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